心を開く旅
わたしにとって「旅」は、かたくなった心をゆっくり解きほぐしてくれる大切な時間です。
ふと思い出すのは、独身時代にふらりと出かけた四国一周のひとり旅。
移動に使った寝台列車の窓から見た景色が、今でも忘れられません。暗闇の中にぽつりと灯る街の明かりや、静かに広がる夜の海。一人旅ならではの気ままさと、旅先で交わした地元の方との何気ない会話に、どれだけ心が救われたかわかりません。
海外は、自分の想像を超える景色や異文化を感じられる場所。
印象に残っているのは、フランスのモンサンミッシェル。潮の満ち引きによって刻一刻と表情を変えるその姿はどこか幻想的で、悠久の歴史の重みを肌で感じました。
吸い込まれそうなほど透明なグレートバリアリーフの海と、生命力あふれる熱帯雨林に心が洗われたオーストラリアのケアンズ。
ベトナムでは活気あふれる街の熱気と美味しい屋台飯、そして人々の温かさに毎日のように元気をいただいていました。
子育てが始まってからは、以前のように気軽に旅へ出るのは難しくなりました。
けれど、あの時見てきた景色や体験は、今でも忙しい毎日の大きなパワーになっています。
これからは娘の成長に合わせて、家族での思い出もたくさん作っていけたらいいなと楽しみにしています。
やっぱり、旅がくれる出会いや発見は特別ですね。